こんな本を読みました

公開日:1996年9月10日

■ 韓国の激情・日本の無情

韓国の激情・日本の無情

著 者:渡部昇一、呉善花
出版社:徳間書店
定 価:1,000円
コード:ISBN4-19-860531-9

この本は、「スカートの風」、「恋愛交差点」の著者である呉善花氏と渡部昇一氏の対談集です。
呉善花氏は、日韓関係を相対的に見ることが出来る韓国人として、韓国が抱える問題を指摘し、その解決策の模索を通して、日韓の良い関係を築くための方向を指し示しているように思えます。

呉善花氏の、そのあまりにも非韓国的な考えのため、韓国のマスコミが、攻撃を始めるのですが、呉善花氏の考えが正しく、自分達(韓国のマスコミ)が間違っていたという真実が明らかになると、とたんにトーンダウンしていまい、攻撃の矛先を納めてしまうくだりを読むと、「どうして、韓国人というのは、相変わらずの思考方法しかとれないのだろうか?」と疑問に思ってしまいます。

ステレオタイプに物を見て、相対的な物の考え方が出来ない(特に、日本に対しては)韓国人、というのに嫌気がさしている「韓国好き」日本人にとっては、呉善花氏の出現が、嬉しくもあり、恐くもあり、といったところではないでしょうか?
呉善花氏の著作を読んだことのある人も、これから読もうと考えている人も、この「韓国の激情・日本の無情」の一読をお勧めします。

おまけ

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