こんな本を読みました

公開日:2004年4月18日

■ 慶州で2000年を歩く 新羅から現代への旅

慶州で2000年を歩く

著 者:武井 一
発 行:桐書房
定 価:2,300円(税別)
コード:ISBN4-87647-603-9

日本でいえば奈良や京都にあたる、韓国の古都である慶州。
慶州の魅力にとらわれてしまい、何度も訪れている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
歴史のある古都だけに、世界遺産に指定されている公園などもあり、歴史好きには、堪らない場所でしょう。
また当然、仏教関連の場所・物もたくさんあり、興味を持っている方には、何度行っても飽き足らないと思います。

さて今までにも、慶州を紹介した本は、色々とあったかと思いますが、この本は、慶州の歴史を勉強するための本としても、ガイドブックとしても活用できるものになっています。
お寺や史跡の歴史を、ひとつづつ豊富な写真・図とともに解説してあり、捜したい場所を検索しながら読むのもよし、頭から順番に読んでいけば、それだけで、慶州の歴史書ともなります。
そして、本文の間に、メモとして書かれているコラム欄もためになる情報となっています。

この本の終わりのところにある「慶州観光ガイド」は、フリーツアーで慶州を訪問される方にとっては、かなり使えるものだと思います。
バス路線図から始まり、慶州をめぐるモデルコースまで載っており、時間を無駄なく使えること必至です。

これから慶州を初めて訪れる方、数回慶州を訪問し、次回はもっとじっくりと見てまわりたい方には、お薦めの一冊です。もちろん、定期的に慶州を訪問される方にも、新発見をもたらしてくれる一冊になるのではないでしょうか。

おまけ

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