こんな本を読みました

公開日:2005年7月10日

■ 暮らしの韓国語単語8800

暮らしの韓国語単語8800_表表紙

著 者:今井久美雄
発 行:語研
定 価:2,600円(税別)
コード:ISBN4-87615-104-0

魂の一冊とも呼んでもいい、751ページ、厚さ約3.2cmの本が出ました。
身のまわりのものを何でもかんでも言えるようになることを最終目標にした単語集です。
「パンの耳」「@(アットマーク)」「日焼けサロン」って、韓国語でどれだけ言えますか?
うっ、と答に詰まるようでは、この本が必要です。

私が韓国語を勉強し始めて数年経った1980年代の終わりの頃、個人授業で教えてもらっていた韓国語の先生に、「身のまわりのことは何でも韓国語で言えるようにならなければならない」と叩き込まれたことがありました。
その教えに従って、目に入ってくるものなんでも、「これは韓国語で何というのだろうか?」と調べまくった時期がありました。
今にして思うと、それが結構、役に立っていると思います。
「ネジ」「定規」「括弧」など、毎日使うわけではないですが、同じ歳、同程度の教育を受けた韓国人であれば言えることを自分が韓国語で言えなければ、本当に“韓国語が出来ます”とはいえないのだろうと思います。

この本の冒頭で、ふだんよく使うのに辞書をひいても載っていない生きた韓国語をできるだけ多く収録した旨をのことを著者である今井さんが記述されています。
今までにも同じ趣旨の本は出版されていましたが、これだけの単語数は、辞書を除けば、ほとんどなかったのではないでしょうか。

暮らしの韓国語単語8800_裏表紙

なんか、久しぶりに、本格的に韓国語の勉強をし直そうかと思わせてくれた一冊でした。
覚えた単語はラインマーカーで印をつけていこうかなと考えています。
(通勤の電車の中で読むには、重いのが玉に瑕なのですが(^^))

この本は辞書ではないので、ところどころに気の利いたコラムや写真が挿入されているのもなかなかです。また、索引(インデックス)もちゃんとありますので、逆引きも出来るので、下手な辞書より使いでがあるかと思います。

さて、「日焼けサロン」ですが、「そうか、そういうか...韓国語ではその言い方、ありだな」と一本取られた気分になりました。
答を知りたいかたは、ご自分の韓国人の友人・知人に聞くか、この本を買って見てください。

おまけ

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