ソウルの地下鉄
公開日:1999年1月24日
■ 手袋を買いました
で、マフラーを買うのをあきらめて、そのまま地下鉄に乗っていると、今度は、大きなダンボールに手袋をいっぱいつめこんで、おじさんが乗り込んで来ました。
お約束通りの前口上から始まり、手袋の説明が始まりました。
「この手袋、小さく見えますが、手にはめてみると、手の大きさに合わせて伸びるようになっています。」
すこし離れたところから、手袋の説明をしているおじさんを眺めていると、その手袋を欲しくなりました。
肝心の値段ですが、なんと千ウオン(約百円)です。
今冬のソウルの寒さを軽く見ていて、手袋を持っていかず、そのあまりの寒さに手袋が必要であったので「よし、買うか!!」と決めました。
説明を終えたおじさんが車内を移動し始めて、近づいて来ました。
サンプルを一つ借りて、手にはめてみると、ちょうどいい具合です。
何種類かある色の中から、緑色を選び、千ウオンを出しました。
約百円という値段を考えると、なかなかお買い得なものでした。
ソウル滞在中はもちろんのこと、東京に戻って来てからも使っています。
地下鉄の中で買った物の中では、久しぶりの「当り」でした。