韓国語のまわりでについて

公開日:1997年4月21日

■ 韓国語の学習履歴(その1)

独学で勉強しようと始めたのですが、初めて習う外国語を手探りで習得できるほどの能力は無いため、どこかに習いにいかないといけないなと考えるようになりました。
大学の第二外国語で、朝鮮語を選択したのですが、週に2コマで、ハングル入門レベルがメインでしたので、自分の勉強にはなりませんでした。(浪人時代、勉強しないで、ハングルの勉強をしていました。)
どこかいいとこないのかなと探したのですが、今とは事情が違い、87年当時は、あまり選択肢が多くはありませんでした。で、その当時、サンシャイン60に韓国大使館の文化広報院があり、そこで、韓国語講座が開かれていました。
そこに通うようになり、一通りの入門段階を終わったころです。
「〜することが出来ます」「〜したことがあります」といった、お約束の文法事項を頭にたたき込んだのですが、当然のことながら、それくらいが出来るようになったくらいでは、日常会話など出来ません。
辞書を引くことは出来るようにはなりましたが、新聞や週刊誌、歌詞などの意味を大まかにしか理解することが出来ません。というのも、韓国語というのは、特に、動詞や形容詞の活用が出来るようになり、原形に戻すことが出来ないと、辞書を引いて正確な意味を探すことが出来ないのです。

ハングルの壁を乗り越えて(←これは、以外にもあっさりと乗り越えてしまいました)、入門レベルの基礎文法を終えたところで、どうにもならない壁にぶち当ってしまいました。
「もしかしたら、俺には、韓国語をマスターするのは無理なんじゃないか?」と思い悩むようになり、真剣に、このままだらだらと韓国語に時間と金をかけていていいのだろうか?と、脅迫観念にも近いものに覆われていた頃です。

ちょうど、88年のソウルオリンピックを控え、色々なテレビ局で韓国絡みの番組が増え出していました。その中のひとつに、フジテレビで放送された「Seoul Soul」という番組がありました。
この番組は、その当時韓国で放送されていた「土曜日、土曜日は楽しい」という歌番組を独自に再編集したものを放送していました。
韓国のテレビ番組を見れるのは、私には、その放送以外に手段がなかったので、欠かさずに見るようになりました。

その番組を見ながらも、韓国語の壁にぶつかってた私は、「歌を聞いて内容が判るようになりたいなぁ」と感じていました。
そんなある日、あらまぁびっくりのアイドル歌手が登場したのです。87年位までは、日本ではあたり前だったアイドル歌手というのがほとんど存在しなかったのですが、歌はへただけど、ルックスはOKよ!式のアイドル歌手が登場したのです。
ご存知の方も多いと思いますが、李芝娟(李智娟と表記される場合もあった)です。

jiyon←なつかしい、昔の写真

この手のアイドルが、韓国にもついに登場したのかと、びっくりし、一発でファンになってしまいました。
そこで、なんとか、歌詞だけでも理解出来るようになりたいと、「あと、一ヶ月だけ死ぬほど勉強してみようと」自分自身に対し、韓国語強化月間として、ちょっと厚めの文法書を丸暗記する勢いで勉強しました。

韓国語の学習履歴(その2)に続く

おまけ

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